星降里高原のペンションで久し振りに再会したテニス部の同窓生。それぞれ懐かしい日々の切ない想いを噛みしめていた。幼馴染みの鮎、親友の洋介と共に、この同窓会に参加した達也。その達也に熱い眼差しを向ける1人の女性、テニス部のマドンナ・瑞穂。昔から病気がちで、引っ込み思案の彼女は達也に話しかけることが出来ない。でも今日は…。その頃、同窓生の面々は、遅れて到着した真琴に目を奪われていた。